カバチタレの感想

カバチタレという漫画を読みました。

主人公田村勝弘は行政書士事務所で働く事務員・補助者です。

訪れる客は法律的に困りごとを抱えている人ばかり。田村はそんな客の悩み事をもがきながら解決していく。その際、法律の限界にも直面しながら、田村自身が苦しみ、そして成長していくというのがあらすじ。

ただ、行政書士は、行政文書作成代理しかできないので、法律相談、登記代理、裁判所書類作成、任意交渉代理、訴訟代理は一切できません。しかし漫画では任意交渉代理は結構頻繁に行われています。非弁だと思います。

また、任意交渉で解決できない場合、訴訟提起することが一般的だと思います。しかし、行政書士という性格上、それができません。そのため、問題が解決しないで、ストーリーが終わる回もあります。

この漫画の監修は青木雄二氏で、青木先生の代表作は、ナニワの金融道です。ナニワの金融道は、町金が舞台なのですが、うまく法律を活用して金稼ぎをしつつ、しかし人情も忘れないというストーリーです。カバチタレと法律を活用する点は共通しています。

ただ、問題は、その質です。ナニワの金融道は法律の活用が極めて高度です。正直手形の0号不渡りなんて全く知りませんでした。それに対してカバチタレは二番煎じという印象です。普通に法律勉強したら知っているレベルです。

ということで、ナニワの金融道の面白さを100点としたら、カバチタレは35点。残念ですが、お勧めしません。

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